お通夜に行ったけれど…
前回の妻の記事の通り、保育園の先生のお通夜に行ってきました。
人望の厚い先生だったこともあり、芸能人の方のお通夜かと思うほどの人だかり。
娘に最後のお別れをしっかりさせてあげたくて連れて行ったけれど
先生の顔も見れなくて 不完全燃焼…。
どうしても モヤモヤしていた私は娘に聞いてみました。
「明日、○○先生いく?」 「いく」と即答の娘。
そのまま、翌日の仕事を全てキャンセルして、娘と告別式に出席することにしました。
告別式にも参加
告別式当日、息子にも聞くと「うーん」と迷って「行こうかな?」というので
息子、娘と3人で告別式にいきました。
告別式では、いまいち空気の読めない息子と、お経が怖い娘でてんやわんや。
まともに席に座っていられないので、入り口付近で遠巻きに式の様子を眺めていました。
式場の方が配慮してくださり、入り口付近で3人並んで椅子に座ることに(受付のお手伝いみたいになりました)
皆さんの優しさに触れながら
お焼香に呼ばれましたが、娘が嫌がって「ぎゃー」と泣き出しました。お祈りは諦めようと思って時、
園長先生がきてくださって、「お兄ちゃんと一緒に行ってきますね?」と。
息子の手を引いてお焼香に行ってくださいました。息子も、園長先生の横ではスッと大人しくなって、歩いていきました。
戻ってきた園長先生は、「お兄ちゃん、上手にお祈りできましたよ」と言ってくださり、娘の様子も見ながら、
「お兄ちゃん見ているので、娘さんとお祈りしてきてください」と言ってくださいました。
娘がトイレに行こうとした時は、知らないお婆さんが来てくれて「私が行ってあげようか?」と声をかけてくれました。
最近、娘もトイレの区別がつくようになり、場所によっては女子トイレしか入りたくないので、私(父)と出かける時は、困る時もあります。
最後のお別れの時間…やっと見つけた
そうこうしているうちに、棺桶にお花を入れられる時間が来ました。
やっと先生のお顔が見れます。
遺族の方に感謝の気持ちを伝えたくて娘さんに
「園でこの子にマンツーマンでついてくれてたんです」と伝えました。
そうすると娘さんは「○○ちゃんですか?」と娘の名前を言ってくれました。
「家でも、○○ちゃんがカワイイ」とずっと言ってくださっていたようです。
娘は怖がって、先生にタッチできませんでしたが、代わりに娘さんが「タッチ」してくれて
抱っこもしてくれて、しっかりと先生の顔を見ることができました。
先生いっちゃた
最後の遺族のお別れのタイミングでも、急に娘が走り出して先生のところへ行ってしまいましたが、
娘さんが再び抱っこしてくださりました。
出棺の時まで娘さんに抱っこされて…こちらとしては申し訳ない気持ちもありましたが、
娘はからしたら、しっかり最後のお別れができたと思います。
音に敏感な娘は、出棺のクラクションで「びっく!!」として私に抱きついていましたが
そんな状態でも、「〇〇先生いちゃったね」と
先生が、天国に向けて出発されたことを理解できたようでした。
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